冒頭からいきなりどういう気持ちで見たらいいんだろうと困惑させるシーンから始まったかと思えば、そんなクライマックスなの!?と放心状態で見終わる。冒頭のシーンは、さすがハリウッドの女優さんで、皆さんめちゃくちゃ美しいので息を飲んでしまう。要はめちゃくちゃリアルなプリティーウーマンみたいな話なんだけど、あれそっちにいかないんだ、そっちいくんだ、みたいな行動の連続で、常に期待を裏切ってくるタイプ。お前どっか行っちゃうんだ、そこ主人公キレるんだ!とか裏切りの方程式を徹底している。絶望にボケた人間たちがたくさん出てくるのもシリアスになりすぎず、見やすいバランス。あとこのシーン長いんだとかも。深く人生について考えることにはなると思います。3作品くらい見たような気分。