ふわふわ

エミリア・ペレスのふわふわのレビュー・感想・評価

エミリア・ペレス(2024年製作の映画)
3.7
横浜フランス映画祭にて。
ジャック・オーディアール監督が登壇されました。
ジャック・オーディアール監督作は初めて観たので的外れな感想になっているかも…😅

公開前なので、サラリと書こうと思ったけど…
監督が仰っていたのはミュージカルではなく"歌劇"として作られたそうです。
映像は最初から暗くかなり怖かったです🥶
明るい題材では無いので、暗さの中に唐突に歌が入るので少しマイルドになるのかな。
みんな表情暗め、厳しめなのに歌う。
そこがかなりの独特さ。

主演女優はゾーイ・サルダナでは?と勘違いしてしまう。彼女を通してエミリア・ペレスという人を観ていく事になる。
歌やダンスはさすがでキレッキレ!
カルラ・ソフィア・ガスコンはキャンセルカルチャーされたようですが、最初と最後の変わりようと繊細な演技はとても良かったと思います。
子供が歌うパパソングは上手かった🎵
歌の中で1番印象に残りました。

性別変わると人間性や本質まで変わるのだろうか…
確かにトランスジェンダーについて考える事が出来るインパクトの強いストーリーだが、
トランスジェンダーだと人間性があやふやになってしまうという誤解も生みそうだなとも思う。
エミリア・ペレスという人物をどう捉えるか…私には最初から麻薬王であるからいい人物には見えなかったので最後まで「フーン」としか思えなかった。
"歌""メキシコの犯罪""トランスジェンダー""愛"と詰め込みすぎでとっ散らかってしまっていた印象。
"暗い歌劇"は斬新で観たことない手法で面白かったんだけどここが邪魔してたのかな?
とはいえ最後まで飽きずに見る事が出来たし、ラストの盛り上がりは迫力があり目が離せなかった!

上手く調和出来てればもっとスリムに観れて心に残る映画となっただろう。
とても変な、風変わりな映画でした。
せっかくの監督来日でしたが手放しで賞賛は出来なかったです。
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