風来のリヨナ

セーヌ川の水面の下にの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)
4.5
サメは無害。市長もそう言ってる

かつて海洋学者として活躍していたソフィア。3年前の事故で仲間を失って以降は一線を退いてたのだが、そんな彼女に声を掛けてくるのは、活動をひっそり継いでたらしい学生団体。”ビーコン・セブン”…すなわち、あの事故の原因となったサメ ”リリス” の居所を知っているという。

学生らの追跡により、なんと淡水のセーヌ川のド真ん中にリリスが迷い込んでいることが判明。トライアスロン大会を控える町の警備は厚く、早速出るサメ犠牲者に警察からも呼び出されるソフィアは、彼らと協力して川の調査を開始…でも、水面下は想像以上の事態で…みたいな。



ネトフリちゃんの直近の大話題作にして、上質なまとも(?)パリ・シャーク!普段観てる、セーヌ川よりも水質の悪いドブのサメたちとはワケが違うぜ!森に帰りな!

序盤こそタイプが『ジョーズ』型なので (イー😬) だったんですが、ちょうど尺半分程で訪れるビュッフェの開幕…これが本当に気持ちがいい…気持ちがいい…
展開についてもその辺りから見る見る内に異常性を帯びていき、極めつけの最後半の嘘のような絵面は必見としか言いようがありません。本当に腹抱えて笑ってました。

清楚な面構えしといて完全に異常・シャークなので、人の性癖までは外からは分からない…。そんな感じでしたね…。なんの話でしょうか。

とにかく、これからも語り継がれる事は堅い一級品サメ。今が一番旬で脂も乗ってるでしょう。観といて損は…無い!真っ赤なランドセル目立つな〜〜🎒🎒🎒

個人的に気に入ったのは、水底で灯りつけたら上の絵面ヤバいとこ、リリス対面時のボス・ムービー感です。
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