ナミビアの砂漠のhebのネタバレレビュー・内容・結末

あんま覚えてない友達の訃報よりも後ろのノーパンしゃぶしゃぶが気になっちゃう冒頭のあの顔で全てをナメきってる感MAX。

平気で洒落にならない嘘をつき、一瞬で激高し暴力を奮い、かと思えば子供のような仕草を見せたりよく分からないタイミングで一緒に泣いたりもしてくれる。
男達が彼女を追い詰めた？メンタルヘルスの問題？社会構造の歪み？特殊なルーツからくる孤独？
あまりの傍若無人ぶりに、そこにどうしても「理由」を求めたくなるけれど、彼女は一切の物語性を拒絶する様にただこの世界で生きている。
その生態を定点観測的にフィルムに収めたのが今作だとするのなら、なるほどナミビアの砂漠を映すライブカメラと構造は同じと言えるのかもしれません。鼻ピってまさかそのまま牛モチーフでいいのかな･･･

色々分からないシーンや台詞も多くて気になる事はたくさんありますが、「勝手に共感して分かった気になってんじゃねえぞ」くらいのとりつく島の無さも感じるので、もう純然たる河合優実のファンムービーとして消費したって全然良いんじゃないかなとか思い始めました。