このレビューはネタバレを含みます
前半は私と違う人間の生活すぎてナショジオを見ている気分だったのだけど、後半の精神疾患を診断されたあたりからめちゃくちゃ自分に近い人間になった気がして面白く感じた。
そうそう、精神疾患の人間ってこうなること多いよねわかるわかるみたいな、恐らく一般的な人だとわからないけど、精神疾患があって自分を上手くコントロール出来ない人間だとあるあるな感じがあった。
私は元から後半の主人公寄りな人間なので前半は共感出来なかったのもあり、あまりこの映画を面白いとは思えなかったし理解も出来なかったしタイトルが何でナミビアの砂漠なのかもわからなかったけど、もしかしたら主人公はどこか遠くに行って、自分ではない何かになりたかったのかなと思った。
でも、それは今私がそう思っていて、それを主人公に重ねているだけなのかもしれない。