リンコロシネマ

オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスターのリンコロシネマのレビュー・感想・評価

5.0
【ミュージカル映画の最高傑作!】

私の中の3大ミュージカルというのがあり、それは…

・ヘドウィグ&アングリーインチ
・ミスサイゴン(未映画化)

そして…

・オペラ座の怪人

である。

劇団四季の舞台も5回ほど観に行っているくらい好きなのだ。

この日は公開20周年を記念した4Kデジタルリマスター版。まさかまた劇場で観ることができるとは…

平日にも関わらず劇場には私と同じミュージカル好きとおぼしき女性が多数来場していた。

《あらすじ》
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1870年代のパリ。オペラ座では、仮面をかぶった謎の怪人の仕業とみられる奇怪な事件が多発していた。若きコーラスガールは、怪人を「音楽の天使」と信じ、彼の指導で歌の才能を伸ばす。そしてある時、オペラで主役を務める女性歌手の代役として抜擢された彼女は、喝采を浴びる。幼馴染みの青年も祝福に訪れ、再会を喜び合う2人。しかしその直後、怪人が現われ、彼女をオペラ座の地下へと誘い出す。
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ガストン・ルルーの原作を元に何度も映画化されている作品ではあるがアンドリュー・ロイド=ウェバーのスコアによるこのバージョンが1番ミュージカルに近く(というか同じ)馴染みがある。

もうひと作品挙げるならブライアン・デ・パルマ監督による『ファントム・オブ・パラダイス』。このバージョンもポール・ウィリアムズの音楽がかっこいい。

Blu-rayも所有しているし何度も何度も繰り返し観ている作品なので新鮮なレビューは難しいが先にも挙げたようにとにかく音楽が美しい!

虐げられた者の哀しい物語に嗚咽を我慢しつつも号泣し、劇場を出るなりトイレに駆け込み鑑を覗くとそこには真っ赤な目を腫らした私の姿がまるでファントムのように写っていた。

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