やだなぁ、なんかわかっちゃったかも。
皆が大好き、ニコケイことニコラス・ケイジの良さ。
今回も最初こそ、どこに出演なさってるのかわからなかったんだけど。やっぱ目とかふとした表情なんかで『出たな!ニコケイ!!』てなるの。
怖くない?だって相当な特殊メイクだし、声もわかんなかったけどなぁ。
ほら、そんなんでわかるって事は、実は私も既にニコケイ大好きな人なんじゃない??毒されてたんじゃないの??
キャーーーーーッッ
という事で、今回の映画はサイコクライム。
FBIの捜査官、リー・ハーカー(マイカ・モンロー)が主役となり、20年に渡りコールドケースだった連続殺人事件に挑むというもの。
のっけから、天才なのか超能力なのか、いきなり犯人の家を当てちゃうハーカー。
その頭脳を買ったカーター(なんか役目ややこしい)捜査官から、ロングレッグス事件の捜査員に抜擢される。
事件の核心に迫ったりその場に何かを感じると、カイジ並みにザワザワしちゃうハーカー。
ロングレッグスは、現場に必ずおかしな文字の手紙を書いて残すが、誰も解読できないでいた。
また、その惨殺された家族の子供は皆「14日」が誕生日。また事件が起きた日にも何か法則めいたものがある。
こーゆー犯人にしかわかんない法則や、暗号文字とか解読していく展開て楽しい。
そこまで突き止めるハーカーですが、実母との関係はあまり良くない様子。電話で話すが会いには行ってない。教会やらお祈りや、呪術なんてキーワードも出てきて、怪しげな展開。
そんな連続殺人を追う宗教やサイキック的な話かと思いきや、ハーカーの推理からロングレッグスに行き着く所から、トントントーンとまた面白くなります。
はい来た、ニコケイ劇場。
やっぱり良いね、奇人変人、オーバーアクト寸止め役者。
私としては、伏線回収もオチも割と好きだし、無くはないよねー、って理由も良かった。
ハッキリクッキリしてくれるので、私はエンドロール中ずっとニヤニヤしちゃいました。ある意味ハッピーな気持ちになります(変態です)
あと、70年から90年にまたぐアメリカの連続未解決事件とかって、ドキュメンタリーや映画化されてるものも多いと思うんですが、それ系好きな人には激推ししときます。