クリムゾンキング

Blight of Humanity(英題)のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

Blight of Humanity(英題)(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

大草原に小さな家があるわけでもなくただ放浪してる男と女性と障害者の男が仲睦まじく暮らしてるかと思いきや監督がドイツのうんこ大魔神ことマリアン・ドーラだったせいでほのぼの展開になるはずもなく女性は嬲られうんこ垂れ流した後にけつあな確定(ガチ)されるのであった。

え!?どういうこと!?と思うかもしれないが俺もよくわからないw

字幕がないので調べるとどうやらおっさんと女性が施設の職員らしくって障害者の保護者的な立ち位置の模様。

で、例に漏れず雄大な自然と牧歌的なスコアに乗せて虫殺したりしょんべん引っ掛けたりとかなり不謹慎なことをやるのだけどそんなのまだ序の口。
ラスト15分で一気に倫理観って言葉を消し飛ばしてまるで地獄の所業をする。多分これまでのうんこ大魔神の作品の中で一番ひどい(色々な意味で)

それがまた悪意ある行為や意図した行為という感じではなくただただ本能と衝動的な感じで描かれ、これまた場面にそぐわない穏やかなスコアに乗せて障害者に女性が殴られ蹴られまんちょすやお尻に指突っ込まれてうんちぶりぶりー(マジ)と言った地獄絵図が展開されるのでかなりタチが悪い笑

ゴア描写もなかなか素晴らしく「食人族」の串刺し女ってこうやってできたんだ〜!という感じでけつあな確定してから内臓引き抜いたりするシーンをこれでもかという接写でじっくり見せてくれる。
と同時に子豚ちゃんが同じくけつあな確定される場面のクロスカッティングが挿入され、作り物ならどえらいリアル本物なら「なにをするだー!!」な場面なので二重の意味で辛い笑

調べてみるとプレミア上映されたっぽくて、いやいやよくこんなの上映できたなと。

唯一の救いは場面の構図だったり上記のスコア(劇伴)がしっかりしていてえげつない場面さえ見なければ良作ともまごうほどのクオリティなとこ。

それにしても相変わらずのこの世の邪悪・不謹慎全部乗せみたいな内容っぷりでよくこんなとこまで描けたなあ!と驚くばかりである。