え、面白い❗
イーストウッドの作品では全然知られてなくてたまたまゲオに置いてあって回収されそうだったので借りました。
恐慌時代のアメリカを舞台にカントリーミュージシャンの男とその甥が旅する心温まるロードムービー。
最初は甥の男の子の成長物語でありますが途中でミュージシャンの叔父さんが結核だと分かりだんだん深刻になっていく。「ミリオンダラーベイビー」にすごく似ています。多分、「死」というものを最初にイーストウッドが描いた作品ですね。
当時はカウボーイものでなくアクションもないのでイーストウッド作品なのに全然公開されなかったんですけど心に刻まれるぐらいどのシーンも素晴らしい。笑いのシーンが絶妙なんです❗
でも最後は感動します。叔父さんが結核でつらいけれどもレコーディングですべてを込めて歌う姿と眠るように死んでいくシーンは追い求めた夢が叶った瞬間です。彼が作った曲が流れ新しい男がまた旅に出る希望の映画。