『ポンヌフの恋人』よりは楽しめたけど、これもそんなにでした。
レオス・カラックスのミュージカル映画。『ホーリー・モーターズ』でもミュージカルシーンがあってその延長線上にこの作品がある感じです。
オープニングの長回しは迫力あったし、アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールの歌声シーンは素晴らしいです。そしてアネットという子供、なぜ人形なのかは不明ですが、彼女がインパクト大。途中の古舘寛治に爆笑。
中盤のヨットのシーン以降はちょっとトーンダウンして残念でした。
最後も普通な展開で終わっちゃったな…。なんかもっと刺激的に終わってほしかった。この年は『チタン』が凄かった!
レオス・カラックスは好きな作品と嫌いな作品の差が激しいです。