2024年 317作目
(劇場 189作目)
堂本剛何年振りにスクリーンで観るだろうか。
俳優活動自体随分久し振りな感じがする。
この沢田はなんかハマり役だなーと思っていたけど、荻上監督の当て書きなのね。
前作『波紋』は正直あんまりハマらなかったので今作はどうかなーと思っていたが、良し悪しはあったかなーと。
大テーマとしての、「他者から求められるものと自分が何をしたいか」については良き描き方してるなぁとは思うけど、いかんせん冗長気味にも感じる。
基本的にストーリーが凪というか大波がないので長く感じるのかもしれない。
が、綾野剛のちょっと(いや、かなり)変な役とミャンマー出身をそのまま活かした森崎ウィンがとても面白い。
夜中吠えるし、いきなり壁を蹴って穴開けてくるし。
売れないマンガ家(まだデビューもしてないけど)を演じてるし、
「世界を変えたいの!Change The World したいの!」って好きなセリフ!
「福徳円満、円満具足」初めて聞いたこの言葉。
モー君、めちゃくちゃポジティブなのも好き、(そうしないとやってられないからって言っちゃえるのは彼なりの処世術なのだろうけど)
沢田が雨の中飛んでる鳥の気持ちをネガティブに表したなか、終盤に久し振りにシャワー浴びれて嬉しいなどのポジティブ表現も良き。
沢田も普段あまり自分がどう思うかはなかなか周りに吐き出さない中、後半涙して描きたいから絵を描くと吐露するシーンは動かされる。
吉岡里帆はなんだったんだろうか。。。
柄本明オモロい。
あのパンの穴とラストの絵の穴同じだよなぁと。
先生って何だったんだろう。
底辺x高さ÷2は富裕層と底辺の生活をしている人間と合わせて割れば(富の分配)丁度良いよねって感じ?
散々出てきた寿司食べたいってやつ。
ラストフランス人にイジられて終わる。。