林真須美に同情出来ないのはやっぱ保険金詐欺で裕福な暮らしをしていたからだろうか?普通じゃないのは、デパートの人が宝石とか時計を持ってきてこれとこれと言って買ってたとか。一億の金を手にするとか、それは夫の詐欺事件なのかな?
「シルエット・ロマンス」の曲が印象深く、あの時代のバブルを夢見た女というようなイメージを持ってしまう。ぬいぐるみだらけの夢の生活。牢獄生活での逆立ちとかしてしまうタフさというか、やっぱ夢見るヒロインなんだろうな。
息子の無罪だと願う気持ちはわからないでもない。杜撰な捜査とか相変わらずの裁判だった。ただ映画のために法を犯す監督は駄目だろう。あまりにも被告に肩入れし過ぎの感じがしてしまう。長女の自殺はどうなんだろう。ただそれを夢のように語る林真須美がいた。