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新座頭市 破れ!唐人剣のスギノイチのレビュー・感想・評価

新座頭市 破れ!唐人剣(1971年製作の映画)
4.2
全体的にバイオレンス度が高く、血しぶきや人体切断のシーンが目立つ。
ジミーさんは跳躍しながら超体術や剣術を駆使するという、異邦人らしい異色な戦法を使い、ポンポンポンポンと景気良く敵の手やら足やらを落としていく。
また、市が「どうせ聞こえねえ耳ならいらねえよなあ…」と敵の耳を削ぐという、ドSな一面も見せるシーンも。
肝心の対決も、一瞬で対決が終わってしまった『座頭市と用心棒』よりもかなりの回数切り結ぶ死闘で、非常に見応えがある。
しかも『座頭市と用心棒』と違い、2人の対決を軸に物語が収束するのでちゃんと盛り上がる。
対決物として非常によく出来た傑作。
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