新座頭市 破れ!唐人剣の作品情報・感想・評価

「新座頭市 破れ!唐人剣」に投稿された感想・評価

ジミー先生の良さがあまり出てないのが残念、せめて、片手を鍛えるシーンはほしかった。
中国からやってきたカンフーの使い手が座頭市と闘うという無茶なお話。
ともかくラストの対決に尽きる映画なんだけどまともに闘わせ過ぎ。
サービス精神が過ぎると怪獣やSFやホラーのVSモノみたいに
映画自体が悪いジョークになっちまう。
この手のクロスオーバーものは企画自体ゲテモノなんだから
対決シーンは「座頭市と用心棒」くらいあっさりしてるのが
映画のバランス的には丁度良いと思った。
まあそれだと当時の観客が納得しなかっただろうが…
チェケ

チェケの感想・評価

4.0
座頭市のタイトルに「!」はちょっと合わない違う気がする。それにしても向こうの映画界のドンであるジミー・ウォングを呼んできたのは凄いな。
#1日1本オススメ映画 新座頭市 破れ!唐人剣 日本の盲目VS香港の片腕のクロスオーバー 言葉が通じ合わない壁によって生じる、ズレによるギャップコメディと、言葉を超えた意志の通じ合いが心に響く 宙舞う剣技や居合の鬼気迫る逼迫に息を呑むが、脇役とのコミカルなやりとりも楽しませてくれる
浜木綿子さんがハイパーセクシー。なんだろう…顔というか表情から滲み出るあのセクシーさは。仕草、喋り方どれもセクシー。昔の女優さんはモノが違う事を思い知らされる。

座頭市シリーズでも異色。かつての香港スターを迎えての作品だが、字幕をおっかける時が必要なのが辛いかな。うん。座頭市シリーズとしては、哀しみの部分が少し足りない気がする。
Catman

Catmanの感想・評価

5.0
ネタバレあります。

面白えぇぇぇ!これは傑作!痺れるシーンの連続!もっと早くに観るべきだった。人気シリーズとしての定番要素や従来のフォーマットから離れた異色作ながら、座頭市の娯楽性を存分に引き出しています。
登場キャラクターもそれぞれ魅力的。浜木綿子がこんなにいいオンナだったとは。勝新のいたずら小僧的な性格が発揮されたユーモラスなシーンも楽しい。コミュニケーションギャップから生まれる悲劇の描き方も上手くって、ラストのクライマックスにおける市と唐人との対決もおおいに盛り上がります。富田勲の音楽もナイス。ブラボー!!!!

冒頭に登場する中国人夫婦の嫁がすこぶる綺麗な美人さんなのに、まともに寄りの画面もないまま直ぐに殺されてしまうのは痛恨の極み!
香港映画界のドン、ジミー・ウォングと、
日本映画界のドン、勝新太郎がガチで殺り合った、VS.映画の代表作の一つ。

日本版と香港版で結末が違うというのも、互いの本気の入れようが伺えるし、『座頭市と用心棒』と違って、ちゃんと戦ってるからこそ燃えるものがある!

ただ本作には、岡本喜八監督の上記作にあったコメディ要素が無い分、若干ダレるところがある。
それでも『血煙り街道』のような座頭市と子供の仲睦まじさや、悲哀に満ちたストーリー、そして、やはりクライマックスの剣戟は一見の価値あり!

スマートで片腕のジミー大先生か!
はたまた、野暮で盲目の勝大先生か!
世紀の対決は"切って"落とされた!!
(上手い!自画自賛!)
kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.7
片腕必殺剣の3作目として制作されたと鑑賞後に知った。たしかにジミー・ウォング片腕だし。1作目となる、片腕必殺剣はだいぶ前に一度観ただけなので役名など覚えてなく。ちなみに、のちに制作されたデビッド・チャン主演の新片腕必殺剣はマイベスト20に入る大好きな作品。さて、この作品、言葉の壁で通じあえないまま、市とジミー・ウォングがラスト、市は誤解を解けず決闘することに。バイオレンス的描写も満載の娯楽アクション作。
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.3
ストーリーや設定は強引だけど、それでも座頭市と王剛のそれぞれの戦いが交錯して夢の対決へと繋がっていく構図はやっぱり燃える。間違いなく通じ合えた二人が、言葉の壁や誤解が生んだ悲哀によって『決闘』へと進んだ展開も好き。二人の一騎討ちでもしっかりと濃密なチャンバラをしてくれて満足。座頭市の居合は相変わらずかっこいいし、今回はバイオレンスさも増してて見ごたえがある。耳を削ぎ落とすいっつぁんの恐ろしさが好き。あと座頭市と絡むてんぷくトリオの滑稽さもいいアクセントになってる。
福龍寺に行きたい唐人で剣の達人・王剛(ジミー・ウォング)は唐人の旅芸人一家に道案内をお願いした。
その道中、将軍家へ行く南部藩の行列に会い唐人らも土下座をするが一家の息子・小栄が飛ばされた凧を捕まえる為に行列の前を横切ってしまった。
侍達はそこに居た者達を斬るが王剛は逆に侍に斬りにかかる。
通りがかった市(勝新太郎)は瀕死の小栄の親に小栄を託されてしまう。
言葉が通じない市と王剛と小栄は南部藩からともに逃げるが・・・。

勝新太郎劇場版シリーズ第22作目。
さらにジミー・ウォング主演『片腕必殺剣』シリーズの第3作目という位置付けらしい。
『片腕必殺剣』は見た事ないのでスイマセンですけれど(笑)
日本と香港の合作で日本版と香港版で色々違うという事はウィキペディアに載ってました。
香港版では座頭市が王剛に負けるらしいので、ちょっとそれは見てみたい!視聴は難しいみたいですけどね。

カンフー映画の礎を作ったジミー・ウォングと勝新太郎が共演という、当時は夢のような作品なのでしょう。
三船敏郎との『座頭市と用心棒』も面白かったけど、コチラはしっかりとバチバチの対決するところが良いですね!
しかも“言葉の壁”の為に対決せざるを得ないってのがリアルですねぇ。
言葉が通じれば対決は回避出来たわけですから。
気持ちは言葉を越える事は無いという、ね。

見応えある夢の対決でした!
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