薫

女囚さそり 第41雑居房の薫のレビュー・感想・評価

女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)
4.0
アメリカ人映画ファンの方と話してる時に、日本のフェミニズム映画として猛プッシュされて見た。
タイトルがバーンと出るオープニングからすごい。あのナミの眼差しはどんな台詞よりも、説得力のある力強い目。
姥捨老女が倒れて紅葉に覆われたかと思うと、風にさらわれ枯山に変わるシーンがとても美しい。ラストの展開も印象的。ようやくナミが、女性たちが勝利する。
出てくる男たちには呆れた。観光客の男どものモラルには…強姦の自慢話に笑ってる女たちも同罪だよ…。
薫