レフン版サイタマノラッパー。
このシリーズはopとテーマソングがスーパーかっこいいすね。
駄目人間が地の底まで堕落して、気付いたら這い上がれなくなってる。
唯一、心を開いてくれていたかもしれない人まで自業自得で裏切ってしまう。
そんな主人公なのに、
「コイツ、根っから悪い奴じゃないんだろうなあ…」という描写がちょいちょい入るため、やっぱり感情移入してしまうんですよね…
普段絶対共感出来ないような人間の気持ちを味わえる、それが映画の素晴らしいところですね。
海よりも深い後悔と絶望で終わるラストはなぜか心地よさすらあります。
あと、DVDに特典として入っていたレフン監督のドキュメンタリーが素晴らしかったです。