初老男児

ぼくとパパ、約束の週末の初老男児のネタバレレビュー・内容・結末

ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年 209作品目

 ドイツサッカー関連映画。
 面白そうなので鑑賞。
 
 好きなサッカーチームはどこ?
 ドイツの全56チーム、自分の目で見て、
 推しチームを決めたい。
 
 週末、ドイツ中のスタジアムを巡る
 約束をした親子。スタジアムシーンは
 絵的、音的にも最高です。心踊る。
 
 息子のジェイソンは自閉症。
 自分でルールを作る。
 何か起こった時。◯か✖️か?
 どちらに決めても自分のルールに反する。
 そうなると頭の中がパニック。脳内戦争。
 大声で怒りを表現。周りに迷惑。
 事情を知らない人から見ると、
 躾が出来ていない子供。

 仕事を理由にママに任せっきりのパパ。
 自閉症を理解不足な人からの目、声。
 ストレス溜まりまくるママ。
 夫婦喧嘩。家庭崩壊気味。

 週末だけでもパパに任せられる。
 ママに生気が戻っていく感じが良い。

 パパと同じようにストレスが溜まり
 同じタイミングで我慢の限界くる初老。
 それでもパパは頑張るんです。

 息子と向き合い、衝突。
 言ってはいけない言葉も言ってしまう。
 息子に嫌われ、後悔、苦悩の日々。
 そんなパパをママが爺婆がサポート。
 
 人生を楽しむには"我慢"が必要だ。
 楽しむのコンテンツがサッカー観戦。
 素敵なドイツの文化。
 サッカーを通して自閉症の息子と
 向き合い、家族の絆が強固になっていく。
 "我慢"と向き会え始める息子。

 面白かったです。お勧めします。
 
 初老は自称"紫の血"が流れている。
 サンフレッチェ広島が大好き。
 サンフレ愛を語るのは割愛します。
初老男児

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