まず最初に勘違いしていたのが、
元・戦隊ヒーロー(役者)ではなく、
元・戦隊ヒーロー(本物)という点。
ヒーローが実在するファンタジーの世界。
なのに、描き方はとてもリアルな人間臭さ。
過ちでヒーローから転落し、落ちぶれた人間の話。
ヒーローである以前に、彼らもひとりの人間。
輝かしいヒーローではなく、人間のダークさが光る。
ふつうの戦隊モノでもヒーローの苦悩はあるけど、
そんなキレイごとじゃなくて真っ黒のドス黒さ。
お子様には見せられない納得のR15+指定モノ
まさに「ひどくくすんだ赤」
この映画のやりたかったことはわかる