愛野弾丸

ひどくくすんだ赤の愛野弾丸のレビュー・感想・評価

ひどくくすんだ赤(2022年製作の映画)
3.0
まず最初に勘違いしていたのが、
元・戦隊ヒーロー(役者)ではなく、
元・戦隊ヒーロー(本物)という点。
ヒーローが実在するファンタジーの世界。

なのに、描き方はとてもリアルな人間臭さ。
過ちでヒーローから転落し、落ちぶれた人間の話。
ヒーローである以前に、彼らもひとりの人間。
輝かしいヒーローではなく、人間のダークさが光る。

ふつうの戦隊モノでもヒーローの苦悩はあるけど、
そんなキレイごとじゃなくて真っ黒のドス黒さ。
お子様には見せられない納得のR15+指定モノ

まさに「ひどくくすんだ赤」
この映画のやりたかったことはわかる
愛野弾丸

愛野弾丸