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The Commandant's Shadow(原題)
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『The Commandant's Shadow(原題)』に投稿された感想・評価

「関心領域」で描かれたアウシュビッツ収容所所長の息子だった爺さんが、アウシュビッツから生還したユダヤ人婆さんと会うドキュメンタリー。
字面だけで見るとなかなか強烈ではあるが、当人達が会うのは最後の最後で、元息子の息子(収容所所長の孫)で今は牧師だか神父だかになった人や、戦後イギリス人になった生還者の娘がドイツに住んでみたり、とかいう話が混じる。

全体に、元息子を責め立てるようなトーンでなんかなあ…だった。「壁の向こうで何が起きてたか知らなかった」というお爺さんを、陰に陽に「んなはずねえだろ」的に責める。爺さんの息子でさえ、「彼は無意識下にアウシュビッツであった事を知らないと信じ込んでいる」みたいな事を言うから、所長の親父がやった事で、当時は年端もいかなかった子供を今、そんな責めたって!と思ってしまう。

生還者の娘は逆に、母親から愛情を受けなかった自分の可哀想な幼少期は、彼女がアウシュビッツ生還者であったからだ、とか言っていて、こちらもなんかなあ…
二世であっても加害者としての十字架を背負って生きなければならないのか?二世であっても、被害者ヅラできるのか(失礼)?という問題を深めるドキュメンタリーかと思ったら、そういう掘り方はされず、みんなでアウシュビッツ再訪してこれでもか!とお爺さんを責める番組。

そりゃ親や子供をユダヤ人というだけで殺された生還者やその子供にとって影響が皆無とは言わないが、だからといって元加害者の二世に責任負わせる資格あんのかなあ。
と言いつつ、息子やその息子、ヘスってラストネーム、キープしてんだ、ってちょっとびっくり。日本でいう「高橋」「渡辺」ほど多い名前なのかね?

最後、お爺さんに会う生還者のお婆さんが娘よりサバサバと、「アンタだってよくわかっとらんかったんだろう?それを今どうこうアンタに言ったってところでどうもなりゃしないさ。過去は過去、あたいらは過去から学んで今を生きるってこったね!(超意訳)」って感じだったのが救いか。
3.5
The Commandant's Shadow 2024年作品
7/10
ダニエラ・フォルカー監督
アウシュヴィッツとビルケナウ強制収容所所長であった
ルドルフ・フェルディナント・ヘスの息子とその孫のドキュメンタリー。
ヘスと息子ハ当時のことを語り「関心領域」で描かれたように、
ヘス一家の家と塀の向こう側は一切関わりがなく、遮断されていたことを
語る。ヘスたちが住んでいた住居の映像は貴重。
アウシュビッツに行ってもみれないし、そもそも残っているとは
知らなかった。
ヘスに関して敗戦後から裁判、そして手記について詳細に語られ、
「関心領域」のサブテキストとしては最良のドキュメンタリーだった。
また孫に連れられてヘスの息子がアウシュビッツに初めて
足を踏みいれることになるのだけれど、それまで過去に向き合って
こなかったというのも驚く。
最終的にアウシュビッツの生き残りの老婆とその娘にあうことに
なるのだけれど、ホロコーストの加害者や被害者が亡くなっていく中で
語り継いでいく、二世や三世というのは大事なことだと感じた。
ホロコーストのドキュメンタリーとして前向きな視点で語られるのは
新鮮。