このレビューはネタバレを含みます
がっつりミステリだと思って観に行ったので、
(思ってた話と違ってたー!)
と思ってたら
(やっぱりそっちかー!)
と二転三転するストーリーで、怪しい人物も複数いて楽しかったですが、序盤があまり引き込まれる作りじゃなかったかな。
と言うのも、主演の高橋文哉さんの演技がなんか、『あれ?こんなに下手だったっけ?』って感じてしまうくらいわざとらしいと言うか、観ていて疲れてしまったんですよね。私だけかもしれないけど。
でも、あの作り話のターンからは純度100%の『そんな訳ないだろ』感があって面白かったです。
最後のどんでん返しも、ありきたりっていう人もいるかもしれないけど、あそこの見せ方はうまかったと思いました。
個人的には染谷将太さんと袴田吉彦さんの演技が光ってて好きでした。
坂井真紀さんがああいう役をやるようになったんだな、そりゃ自分も年取るよな、と感慨深くもなる作品でした。