リドリー・スコットの『ナポレオン』を観た流れでこっちも鑑賞。
リドスコの『ナポレオン』はエキストラ8000人だったが、本作はソ連兵士2万人を動員!!
50年以上前の映画だけど映像のスケールは全く負けてない。
いや、こっちの方が勝ってるかも?
とんでもない数の騎兵隊が突撃する場面をスローモーションで捉えたカットは絵画のような神々しさすらある。
その再現度は滅茶苦茶スゴいが、本作はあくまでワーテルローの戦いの″再現VTR″の域を出ないのでドラマ性は薄い。
ナポレオンの半生を158分かけて描いたリドスコの『ナポレオン』と、ナポレオンが皇帝に復位してからワーテルローの戦いに敗れるまでを133分で描いた本作。
両方観た結論としては、どちらにしても一本の映画で十分に描ききれないほどにナポレオンの生涯は濃密!
…といったところかな。