このレビューはネタバレを含みます
エゴン・シーレの「ひまわり」が見つかった。
興味の引く画家と題材で久しぶりに映画館へ。
鑑定人?の言葉で絵の価値が問われ始めたが、でもそれは故意であるとそもそもに気づく研修生。裏で誰と誰が手を組み、絵画の価値を決めているのか、一瞬の出来事だったけど、縁遠い世界の裏側を垣間見たような感覚。
「ひまわり」が過酷な歴史のなかでどうやって人の手に渡り保管されていたかもおもしろい。
私はもっとドキュメンタリーのような「ひまわり」に注目した詳細な内容を期待していたが、出品される絵画が話の中心ではなく、会社や家族、友人の人間模様が描かれていてまさにオークションのようなストーリー性を感じる映画でした。
仲直りするシーンは特に好き。