るい

ボルテスV レガシーのるいのレビュー・感想・評価

ボルテスV レガシー(2024年製作の映画)
3.3
レッツ!ボルト!イ〜ン☝️

何かとウワサになってた今作
原作を全く知らないのに、気になって
戦隊モノを観に行くノリで観てきました🤣

1977年〜78年に全40話が放送された
スーパーロボットアニメ

「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」

日本での人気はそこそこだったのだが
このアニメが社会現象を起こすほどブームになっていた国があった
それが本作の製作国「フィリピン」

そのフィリピンがボルテスVの完全実写化を実現し
1話約30分
全90話のテレビドラマが製作され
去年、その本放送に先立ち4月に一部を
フィリピンで劇場公開したものを
未公開シーン等追加し
日本独自の編集で90分の映画にしたものが本作
なので話的には、1.2話超(たぶん)だけが描かれている
話は

ボアザン帝国が地球侵略を開始
対抗するため防衛軍は
この日の為に訓練を積んでいた
アームストロング3兄弟とその他2名を
5機のボルトマシンのパイロットに任命し
変形合体するボルテスVを操りボアザンの送り込むビーストファイター(敵メカ怪獣)
に挑んでいく

なんだろう、原作を全く知らないので
第一印象としては
フィリピン人の
ハイクオリティ・コスプレ大会みたいな映画だった🤣🤣
とにかく話は薄っっい
昔の戦隊並みに話が唐突に始まり
開始すぐに敵が地球侵略開始
有無を言わさず博士に招集された5人が
君たちは今から地球を救うのだと
何の説明も無しに展開し
早々に戦いに突入
まあこの手の展開や話は戦隊モノで散々観てきたので慣れっこだし
笑いながら観れるんだけどね🤣
とにかくツッコミ所満載だった
思いっきり劣勢なのに
何故か上から目線で余裕こいてるボアザン帝国とか
慌て始めるのが、後の祭りってウケる
何が感動的な展開も
その考えが自分的には納得いかないというか
考えられなくて
ずっと笑って観てた(たぶん自分だけかも)🤣🤣🤣🤣🤣
終始ニヤニヤしながら演技してる博士とか
敵のオッパイお姉ちゃんとか、笑っちゃうくらいやたら派手な、ボスみたいな奴とか
気になっちゃって
本当キリがないからある意味楽しかったな
吹き替え台本もマニュアル通りみたいな
捻りもないセリフまわしの連続だし

ただやはり映像クオリティと細かい再現度だけはモノ凄い作品だった
特に思い入れもないけど
合体シークエンスの作りの細かさや丁寧さと
必殺技のかっこよさだけは充分伝わる
日本もこれくらい原作愛を持って作って欲しいなと
愛だけはガチな映画だったな
何故かエンドロールがめちゃくちゃ高速で流れるので
思わず「速!」と呟いてしまった🤣
るい

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