BS12で観賞
1997年、日本でのアニメ本放送がロボット物の主題歌を女声が歌う?という大きな違和感から始まったのをよく覚えてる。
そんな違和感から逆に気になってその後にその堀江美都子さんの大ファンになって彼女を追いかけたのは今から40年以上も前の事。
そんなミッチが当時ラジオでボルテスVがフィリピンでも人気で自身もフィリピンに行くかも知れないなんて話をしててその時は結局行けなかったって話まで覚えてる。
しかし、そんなフィリピンでは40年以上も経った今でもそのボルテスVが人気で、ついにはこんな作品まで生み出されたという事には正直驚いた。
少し前に数話だけ日本の当時のアニメを観なおしたが、内容はほとんど覚えていないままに今回のフィリピン映画を観ました。
お話は原作版の序盤あたりをまとめたものですかね。
確かにお話は原作通りなんだけど、こうしてリアルなCGと実写で見せられるとむしろ違和感があって、この映画のキモにもなるお母さんの行動も、今になってこうして観ると、いかにも身勝手な行動で他に方法あるやろ?とツッコミたくなる。
そもそも瀕死の状態から救急でやっと救命されたのを勝手に出て行って無茶な行動するって、周りからしたら実に迷惑で、そんな見方をしてしまうのは大人になった今になって観たからだろうとは思うものの、どうにもなぁ...
そんなワケでなんかその辺りからお話には感情移入出来ずにシラけてしまった。
主題歌はそのまんま日本版のを使っててそこは嬉しいポイントではあったけど、歌唱のせいかこれも何とも言えない違和感。
なので、見どころはロボット同士の格闘かなぁ。
特に武器を使わずに肉弾戦するあたりは観てて迫力あるし楽しかった。
これを作り上げたフィリピンの皆さんの熱い気持ちはよく分かる映画ではあったけど、とりあえずわざわざ映画館へ観に行かなくて良かったという感想でした。