うみ

映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」のうみのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

小学生の子どもがアニメにはまり、私も一緒に観るようになりました。映画化と聞いて嬉しさ半分、不安半分でした。紅子とよどみの配役がイメージとは違う方々でしたので‥。

映画を観始めてすぐにその不安は吹き飛び、驚きに変わりました。紅子役の天海祐希さんは、違和感なくすんなり紅子になりきっていたし(お綺麗でスリムな印象でしたが、紅子に完全に見えました)、よどみ役の上白石萌音さんは、目力が凄くて登場シーンから演技力の凄さに引き込まれました!(清純派なイメージでしたが、こんな役も出来るのかと驚きでした)

ファッション誌の編集部で働く女性役の方は、この映画で初めて知りましたが、最初はとてもお綺麗な方だなと感じました。物語が進むにつれて、欲望にまみれてコントロールが効かなくなる演技が凄くて、鳥肌モノでした。あんな演技ができる方はなかなかいないかと‥。素晴らしい女優さんを見つけたなと思いました。

子どもたちの演技も素晴らしく、リアルな小学生の雰囲気もありつつ、しっかりと見せ場を作っていたように思います。それぞれの子にスポットライトがしっかりと当たっていました。美大を目指している女の子二人の演技も良かった。女の子が、綺麗な心になりたいと言いながら飴を混ぜるシーンを見て思わず感情移入して泣いてしまいました。ライバルの女の子を助けるシーンも。心が洗われました。

アニメを観ていたファンの期待を裏切らない作品だと思います。ぜひ、アニメファンは劇場へ。

ただし、あまりにも小さなお子さん(幼稚園児など)は長い映画ですし、BGMもそこまで大音量ではないため、飽きてしまう可能性があるし、オススメしません。実際に何人か小さな子が来ていましたが途中で退出していました。映画の内容が難しく、言葉の意味を保護者の方に聞いている子もいました。

小学生ぐらいのお子さんなら集中して観ることが出来ると思います。大人の方も一人で観に来ている方がたくさんいらっしゃり、ファン層の厚さを感じました。

映画を観終わり、子どもと「映画の中のどの駄菓子が欲しい?」と話しながら帰りました。銭天堂というアニメ作品を、よくここまで再現してくれたと思いました。出演者の方々に拍手を送りたいです。
うみ

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