吉田玲子さんが実写映画の脚本を担当するとのことで気になっていた作品。原作は児童文学のようで、客層も子供連れが多め。
結局は運ありきじゃーん!と汚いもの散々見てきた大人の自分は言いたくなってしまうけど、偶然降ってきたその運を良い方向に使うか悪い方向に使うかは本人次第。努力する糧にする人もいればもっと楽したいと欲望を抑えられなくなる人もいる。銭天堂だけでなく人間の悪意を集めているたたりめ堂も登場し、一筋縄ではいかない物語。
子供にもわかりやすいストーリーで、大人にはちょっと身につまされるシーンもあったりして、良い作品でした。
銭天堂の駄菓子が、なんともいえないネーミングセンスとパッケージで面白かった。
黒猫さんと招き猫さん達も可愛かった〜