本当は映画館で観たかったが、やっと観る事が出来た。
オシャレで、可愛くて、楽しかった!
やっぱり堤幸彦監督の作品は、テンポよく最後まで楽しめていいね。
のんさんの荒唐無稽な奇策の数々に、笑った笑った。そして、滝藤賢一さんはさすが安定の面白さ。
この時代の雰囲気がたまらなく良かったし、当時の流行ったものを眺めているだけでも楽しかった。
劇中でも文豪御用達と語られていた、憧れの山の上ホテルのスイートも素敵で、インテリア諸々をまじまじと見てしまった。もう泊まることは出来ないし、あとでまたじっくり見返そうと思う。
三島由紀夫もここのホテルについて触れていたり、ムーミンの原作者も泊まったりと、業界では(私も出版社上がり故に…)色んなエピソードが常に語られる場所でもあるから、本当にワクワクしながら観た。
これを書いていたら、今一度観たくてなったので、もう一周しようと思う。