シアトル国際映画祭にて。

公用語を4つ持つスイスが国民投票で単一公用語を決定、フランス語しか使えなくなる？という、言語と文化の多様性を風刺したコメディ。
スイスならではのネタだなぁ。

この政府の決定に反発するレジスタンス組織に潜入捜査にあたるポンコツ警察官2人組(ドイツ語話者とフランス語話者)のゆるいバディムービーの雰囲気で、コミュニケーションがスムーズにいかずに混乱する人々、ティチーノ州(イタリア語圏)の独立を企む組織、潜入先での予期せぬ恋模様を交えて楽しい映画。

皮肉も節々に感じるがタブーに触れたりキツいブラックジョークや下ネタはほとんどなく、わりとエンタメとして無難なやつだった。

Ticinoがどこかすら知らなかったけどおもしろかった。こういうお国柄系のネタ好き！