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ある一生のwmのレビュー・感想・評価

ある一生(2023年製作の映画)
3.6
向き合いすぎて疲れた。

映画終わってからしばらくぼうっとして、生きることの意味のなさに絶望した。

人生は無意味だ。
エッガーの人生は美しかったが、意味はなかった。人は生まれた時から、死への道を進むだけだったんだ。
映画より豊かな時代に生きているのに、映画より個が重視されている時代に生きているのに、結局は死に向かって進んでただけか。

この感想から結局死ぬだけなら人生を楽しもう(せっかく、エッガーと違ってそれが許されているのだから)的な発想をする元気もなく、ただ茫然となんだったんだろう、これまで、そしてこれから……とどっと疲れてしまった。
とはいえこのような事を初めて思ったわけではなく、映画を見てこれまで考えたことのあることを思い出しただけだった。
あまり直視しないようにしてきたものを一人の人生として見せられて、ちょっとくらってるだけ。

精神的な感想はこれくらい。

映像的には、やっぱり山って良いな〜〜!!!!と思った。見る分には。
常に背景全体に地面が写っていて、山での見え方ってそうだよな…と思った。良い
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