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破片
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『破片』に投稿された感想・評価

「カリガリ博士」(1920)の脚本家カール・マイヤーによる無字幕・カンマーシュピール(室内悲劇)三部作の第一作目。主演は同作のヴェルナー・クラウス。※実質的な監督はカール・マイヤー。

山奥の鉄道沿いにポツンと踏切番の一家が暮らしていた。初老の父、敬虔な妻、若い娘の三人が朝食をとっているとモールス信号電信機が「明日、鉄道監督官が訪ねる」との電報を受信する。その時、突風が部屋のガラスを割り、娘が破片をほうきで片付ける。翌日、尊大な態度の鉄道監督官が一泊の予定でやってくる。その夜、物音に気付いた母は娘の部屋を訪ねが不在。音がする監督官の部屋は内鍵がかけられていたため、斧で扉を破って中を覗くと。。。

とても悲惨な話だった。美術的には特筆するものはないが、列車から見る線路の主観ショットや雪中の十字架など暗喩を感じさせる興味深い映像は諸所に見られた。無字幕(一日目~五日目までの日付のみ字幕あり)で充分に物語を伝える実験作のようにも思えた。字幕がないため映画は暗示性を帯びていて、例えば”閉塞状況の家族に置かれた若い娘の無意識の脱出願望”など、構造主義的に観れば様々に解釈できる。しかし本作の場合は純粋に悲劇として鑑賞するのが真っ当なようにも思う。

※カール・マイヤーによる無字幕・室内悲劇三部作
①「破片」(1921)
②「裏階段」(1921)
③「除夜の悲劇」(1923)
蒸気機関車
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破片


信心
陵辱
絶望
報復

『リゴレット』的な悲劇