このレビューはネタバレを含みます
ロトで目の色変えた時点でこいつ…と思ったら案の定クソ男だった。「死者の集会」の名の由来なんて知るか、と宣う人に文化の何が分かる?わたしがフランツなら論破しにいっちゃうな。ゲイカルチャーの原点ともいえるバーや公衆便所を馬鹿にするのもムカつくけど、いまだにこういう男はうじゃうじゃいるからね
あまりに酷悪な状況が続くから、ラストは天使ふたりが迎えにきてくれたみたいに見えてしまった。金品を盗られているとはいえ、せめてもの救いっぽく撮っているような、フランツの生涯を讃えているような…だから鑑賞後は少し元気が出た。ファスビンダーの作品は何故か毎回背中押されてる感覚があるんだよな