ずっとその日暮らしだった主人公が、ロトで大金を手にしたことで、それを利用しようとする男との愛憎劇の末に、身ぐるみ剥がされて路上で果てる… という、なんとも救いのない作品だが、そこにはファスビンダー特…
>>続きを読む大金で得たはずの幸せが、なし崩しに、ゼロになっていくファスビンダーらしいシビアな一作。
以下ネタバレになりますのでお気をつけ下さい。
1970年代のドイツ、ミュンヘン。
社会の底辺で生きてきた主…
小金持ちほど金に汚く人を見下す様子が生々しい。でも、不憫なのにどこか滑稽に見える演出が面白い。冒頭のサーカスの生首役というのがそれをどこか暗示しているよう。
ラストは一番印象的。かなり辛辣なのに滑稽…
鑑賞直後もぎたて生メモ回路
とは名ばかりのシンプル怠惰202446
見せ物ごや、遊園地は終わる
胴体をいじくられた、喋る生首。
弄ばれた喋らない体。
幸せなの?
例えば、楽しく一緒に会話できる相…
自分でやるのすごいわあ。最後は、もう火垂るの墓のように、泣きっ面に蜂以上のどん底で、、、もうラストが。。辛い。ただでさえ、ああなっただけでももう可哀想なのに。ファスビンダー全然わかりやすいじゃん。わ…
>>続きを読む男性の同性愛者たちを極めて自然に、キワモノ性を最小限に留める形で描いていることに驚く。いくら自分が同性愛者だからといって、社会的に問題視されがちな同性愛という行為を、社会的に是認されている異性愛と変…
>>続きを読む「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」で鑑賞。ファスビンダー30歳の時の作品。ファスビンダー自身は労働者階級出身ではないけど、薬の過剰摂取で死んでしまう同性愛者のフォックスは、のちに…
>>続きを読む©Rainer Werner Fassbinder Foundation