親友を事故で亡くし、悲しみに暮れる主人公、その恋人、親友の両親、それぞれが自分の人生を生きる中、ささやかな優しさを介して、人と繋がっていく
アイミタガイ:同じ悪い境遇や身分の人が、互いに同情しあい、助け合うこと。
25年も日本で生きてきて、まだ初耳の日本語があるんだな〜と新鮮な気持ち。
この作品は仕事で試写を観たんだけど、思いがけずいい作品に出会ったって感じでラッキーだった。
親友の事故死が原因で、人生が止まった感覚。
大人だから仕事を休む訳にも、誰かに泣きながら話すこともなく、”親友の死”ということにしっかりと向き合えずに、その場所に留まったまま動けない。
でも、前を向こうと心に決めたわけでもなく、グッと落ち込むこともなく、
周りの人や、新しく出会った人と関わっていく中で、”親友の死”と向き合うことができた。
そんな人と人との繋がりが奇跡と言えるお話。
そしてそれが”アイミタガイ”ということ。
観終わった後、少し温かい気持ちになっている作品。
いいね!!