ジュリア・ロバーツが演じるアメリカの田舎女を愛でる作品。
とにかくジュリア・ロバーツが痛快です。口の悪さも心地よいし、正義の心にも共感できる。
ジュリア・ロバーツの正義の心は、『ジョジョの奇妙な冒険』の言うところの「黄金の精神」にあたるのではないでしょうか。
法廷ものであり、家族ものであり、恋愛ものでもあり、貧困ものでもあり、仕事ものでもあります。
そしてこの映画は、宇多丸が映画評論でいうところの「負け犬たちのワンスアゲインもの」にジャンルされる映画でもあると思われ、そういう意味ではロッキーの系譜にあたる映画であるでしょう。