予告が出た時からずっと気になっていたので、やっと。
だったのだが、どれだけ面白がってても気絶しそうなくらい眠くなるタイプの映画が稀にあって、まさにそれだった(『暗殺の森』と『ボーはおそれている』とファスビンダー全般が自分はダメらしい、確実に毎回爆睡する)。
だから悔しいけど、根本の部分を見落としている気しかしていない。
性器をオブジェ化してそこに特定の意味を付与させる、は『ミッドサマー』のディレクターズカット版でやってた、あれは結構騒がれてドン引かれていたけれども、本作の方がスマートで自分は好きかな。神父のところじゃなくて、風呂のシーン、少し芯が入っていたのを見逃してはいけない。息子死んだしお母さん独り占めできる、でそうなってたとしたら、メチャクチャ怖い。