このレビューはネタバレを含みます
「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」
なかなか密度の濃いビギンズナイト秘話。
スカルの映画のエピソードあったなぁ。
おやっさんの魂に再び火を灯す、翔太郎少年あっぱれ。
その頃、霧彦少年は風都くんをデザインしていたのか。
ちょっと見直しただけでも、本編シーンの再現度がかなり高くてびっくり。
喋ってる方の右目と左目が点滅したり、ファングに変身した時のビーンの感じとか。
しっかりやってくれて嬉し懐かし。
フィリップの由来もハードボイルドだし、翔太郎の半熟感に納得いかない所に、本物の固茹でが刺さってたのが実に彼らしい。
最後に逡巡による一瞬の判断の遅れで、凶弾に倒れてしまうおやっさん。
スカルだったら死ぬことはなかっただろうに、そんな人間味がとてもイイ。
そもそもスカルモチーフって、初代仮面ライダーの初期案の一つだったと言われるし、まさに原点にして頂点の間違いないデザイン。
髑髏の記憶を宿したメモリだから殺意が高くてさすがハードボイルド、と思ったけどガイアメモリの初期型の特性なのね。
まぁでも、メモリブレイクできるのは翔太郎(とフィリップ)がハーフボイルドだからだろうし、それ故の強さとも思えるからヨシッ!!
ファングメモリちゃんも本編が初めてでは無さそうだったから、初っ端にいたのねと納得。
それにしても、初回の変身ボーナスでやられてくれそうにない、負けイベ級の強さのオーシャン。
おやっさんの忘れ形見のハードスプラッシャーが迎えに来てくれてからのW-B-Xは泣ける。
勝ち確の処刑BGMで熱くなる。
「Nobody’s Perfect」まで聴けるとは。
「似合う男になれ」も良かったー。
やっぱ吉川晃司なんだよなぁ。
刃野刑事の若かりし警官姿も、なだぎ武顔で嬉しいw
マッサージ棒なんて要らん若さよ。
冴子さまも見目麗しく、寺田さんを思い出す琉兵衛パパの再現度にもニッコリ。
やっぱり、風都にはいぃ風が吹くなぁ。
またW観たくなっちまったZE☆