前作をしっかり観ておいた。
前作のマキシマス(ラッセル・クロウ)を知っておくとより深く入りやすい。
ルシアスはマキシマスの息子、って設定にうまく組み込んでのお話。
決して順風にはいかなかった24年だったのだなあ。
どうしようもないアホ皇帝たち、剣闘士たちに裁定を下すのはなんだか不自然で残念。
奴隷商人マクリヌス役のデンゼル・ワシントンはさすがだったが、この人の背景はもう少し何か出てくるのかと思った。
アカシウス将軍がハンノ/ルシアスの妻を死なせた最初の戦いとハンノの恨み。本来なら同じ志を持っていたはず。母ともども生きながらえていたら未来が感じられたのかもしれない。
リーダーの力を引き継いだルシアスという王道、戦いの映像は迫力で、長さを感じなかった。かなりグロいシーンも多いがコロシアムといいエキストラといい、費用がかかってるだけある。
皆、死んでしまう。
歴史は過ぎ去り、繰り返されるのだと感じた。