これは、これ単体での評価はできないな。なんてったって、前作でマキシマスが願ったことが結実するんだから、『1』と『2』でひとつの作品になってる。
前情報なしで見たから、まさかこの青年があの「ルシウス」(?)とか、前作との因縁や宿命が明らかになる度に、胸が熱くなった。
コロセアムを作っちゃったって言うんだから、作品の規模がハンパない!かつてコロセアムに水を入れて海戦を行ったって話は聞いたことがあったけど、本当にそれが見れるとは!
コニー・ニールセンだけじゃなくて、グラックス議員役のデレク・ジャコビが出てたのにもうれしくなった。24年前と作品を繋ぐキャラクターだ。
また、ストーリーが進むにつれて、デンゼル・ワシントンが出てる意味がわかってくる。さすがの存在感だ。
最近は「なんで今頃?」なんて思ったけど、『1』と『2』で大河ドラマの完結のような感動がある。前作を見たことない若い人は、絶対『1』を見てから本作を見てもらいたい。
やっぱり『グラディエーター』は傑作です!