原作小説がいわゆる傑作で、分厚いのに一瞬で読み終えてしまうレベルで惹き込まれる作品。
だからこそ「これ、3時間あったらもっと完璧に仕上げられただろうに」と思ってしまった部分が多数☹️ポスターの時点で察していたんですが、ゲレンデの話全カットだったので弁護士の存在が謎すぎて、個人的にモヤモヤ。これは映画観てから原作読んで欲しいパターンかもです!
だがしかし!この尺だからこそできる藤井マジックがあるような気がするのも否めない😂
っていうのも、冒頭の創りが物語の全てを知ってる人間からすると、すべてを物語ってて、完璧すぎるオープニングにもう涙目になってた。そのあとも常に涙目。ラストに加えられた藤井節炸裂のとこなんて、泣くしかない。キャスト陣が綺麗に泣くから、もう感極まりまくり😭原作とは違うラストに、監督の人柄が出てたような…
公開初日の初回に観るレベルで藤井監督好きなのと、横浜流星推しなのを加味しなくても良かったです。原作との違いを楽しみつつも、原作にはない映画ならではの情景がとにかく良かった。そして、映画を観て「正体」というタイトルがすごくしっくりきた。