大作だし、見ながらやがて展開は見えるものの、いつしか、彼を信じたい、信じてあげて，と願うように最後まで飽きずにいきました。
役者陣のうまさが際立つから、嘘っぽさがなく興醒めしないで見させてくれる、力のある作品。
特に横浜流星、吉岡里帆などなど、いつのまにこんなスクリーンでここまで感動させられる力をつけていたのだろうって驚くほど素晴らしかった。山田孝之はもはや職人。
ただの平たいサスペンスではなく、その先に人間や社会のの歪んだ価値観、見えない暴力的な圧力に苛立ちを覚える、だけど、正しいことを正しいというべき勇気と仲間、そして信じること、その美しさが光っていました。
見て良かった。
