HAPPYENDのトラディショナルのレビュー・感想・評価

来たるべき都市のグロテスクさと、それでも若者は元気なんだろうなって雰囲気がよく表現されていた。エドワード・ヤン的な灯りの儚さもぐっと来た。

けどやっぱり寿司捨てで一気に冷めた。「食べ物を粗末にするな」は保守的価値観でもなんでもない。そういう主張のために周りが見えなくなるダメリベラルが、何か起こすのは怖いけどこのままじゃダメだと思ってる層をどうとりこむかが現代日本の課題なのに、動かない層を突っぱねるだけってのが何も解決してない。結局“対話”が足りなく感じた。