Kuma

チャンスのKumaのネタバレレビュー・内容・結末

チャンス(1979年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

とあるお屋敷で物心ついてからずっと庭師として暮らしていた中年男性チャンス。主人死去により初めて外に出るが、TV情報ばかりで世間ズレがひどい。
事故に遭い、治療のため財政界の巨人の豪邸にやって来るチャンス。草木の話をしているのに経済の話と勘違いされ、ひどく気に入られてしまう。
意見を求めにきた大統領がチャンスの話を引用し、一躍時の人となる。みんながチャンスの経歴を探ろうとするが何も出てこない。
唯一知る人もいるが、世間に出さず。人々がチャンスを誤解する中、豪邸の主人が死去。大統領になる話まで持ち上がるチャンスだが、美人な未亡人や葬式には目もくれず、散歩しながら草木を気にかけるのだった。

チャンスの正体(頭空っぽ)が発覚して右往左往する人々が見たかったので、物足りない。
ただチャンスが得して終わり。「バカの勝利」という型ではこれでいいのだろうけど。

面白くないわけじゃないが、全体的に起伏が少なくて物足りない。もし家だったら、最後まで見れなかったかも。
Kuma

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