チャンスの作品情報・感想・評価

「チャンス」に投稿された感想・評価


チャンスのような性質の人物を主人公とした物語は多く、純粋無垢な人として祭り上げられている感は否めない。

名前やラストシーンなどに宗教的要素を感じもするが、それはどう繋がってくるんだろう?単純な映画に見えて、意味が分からないという点では面白かった。

最後のNG集、俳優本人は嫌がったらしいが、最もだ。
主人公は特に何もしていない。
周りがどんどん解釈してくれる。
悪い人がいなかったのが彼にとって救い。
エレベーターの話がかみ合ってないシーンが一番良かった。
いろいろ突っ込みどころはあれど、立ち止まって人生を考えるとき、きっと何が種が得られるようなそういう映画だと思う。
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
不思議な映画でした

最後に水の上を歩くのがよく分からなかったです
一

一の感想・評価

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ポピュリズムや反知性主義の風刺かと思えば、主人公のチャンスは最後池の上を歩いてどこかに行ってしまい、ピーター・セラーズのふざけたNGシーンで終わるという、政治的で神秘的なつかみどころのない不思議な映画だった。でも、ハル・アシュビーのマスターピースであるには違いない。トランプ時代ならそれは尚のことで、僕の生涯ベストの一本『ハロルドとモード』や『さらば冬のかもめ』『帰郷』だけでなく、この『チャンス』があってのここ最近のハル・アシュビー再評価ムードなんだろう。白人たちがセラーズの簡素な言葉に勝手な解釈を加えわっしょいわっしょいしていく中で、真実を知っているのは黒人の元メイドだけというのも含蓄ありすぎ。
iorisuzuki

iorisuzukiの感想・評価

3.5
無垢なる魂の持ち主チャンスが「見たい」と言って、好意を抱いているシャーリー・マクレーンが目の前でオナニーを始める。その後ベランダで「欲望が解放されたわ」とうっとりしたりする。笑
すごい映画だ。
なべ

なべの感想・評価

3.2
2本立てのじゃない方で鑑賞。何十年ぶりに観たけど公開当時の印象と変わらなかった。悪くはないが凡庸。もっとおもしろくできたのに、わざとそうしなかった風合いの作品。
庭師チャンスの発言はどうとでも受け止められるふわっとしたもの。なので、相対している人の気持ちがそこに投影される。坊主のわかったようなわからないような法話に似てる。自分が無意識下で思っていることが、投影される鏡みたいなもんだね。自分の欲しい答えが見出せるもんだから、みんなチャンスを特別視しちゃう。
今なら大統領に祭り上げられたあと、一気にハシゴを外されるところまで描くだろうが、そんな描写はない。きっとラストのプランはいろいろあったのだろうが、最後は神のような存在になってしまった。超人かな。
結局なんの話だったの?と狐につままれたような気分になる。
ドクター・ロバートは真実に至るものの、だんまりを決め込むし、メイドのルイーズは「あいつは頭が空っぽなんだよ!」と憤るが、人種の問題と結論づける。真実はさほど重要ではないのだ。
公開当時、ぼくはてっきりチャンスはあのまま湖で溺れ死ぬのだと思ってた。ベンの死を誰より悼んで、後を追った懐刀としてメディア等で取り上げられ、今ではチャンスの日として国民の祝日になっている…みたいなラストだと思い込んでたw
前半はおもしろいのに、話が進むにつれ着地点を見失い、どんどん輪郭が曖昧になってしまった。名作になり損ねた映画の佇まいがやけに寂しい。
Gack獅子

Gack獅子の感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

長いコントのようなストーリーと展開。勘違いが重なってどんどんと話しが大きくなる様は滑稽で面白いが、一つ一つの会話が同じこと繰り返しなので飽きてしまう。いい風に誤解するのも後半は無理があると思ってしまったのでそこからは映画の世界から締め出された。人が相手に求めていることなんて自分に都合の良い事実や言葉であって誰もが自分が正しいと思わせてくれるものを持てめていることを究極的にデフォルメして描く映画。この手の映画らしかぬラストシーンは良かった。
calmo

calmoの感想・評価

3.5
人は自分の中の思い込みで相手の人物を作り上げていくのか…というのが面白おかしく描かれている。チャンスが嘘をついてるわけじゃないのに、勝手にみんなが(笑)
M

Mの感想・評価

3.0
利き手側の解釈のミスなど曲解の重なりだったとはいえ、
沈黙は金...✨
一点の曇りもない心...✨
これらに勝るものなしということだろうか。
最後 主人公が湖上を歩いて渡るシーンで突然ファンタジックになって驚いたが、キリスト様が水上を歩くと奇跡を行ったという話からの引用とのこと。
シューベルトの未完成交響曲も素敵だった。
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