チャンスの作品情報・感想・評価

「チャンス」に投稿された感想・評価

聖愚者
ホーリーフール
ツァラトゥストラはこう語った
神の死
食らえ!天下のフリーメ○ソン砲!( ・`ω・´)
キャァアーッ♪スターチャイルド誕生☆(* >ω<)
ワァオ…オーマイG…Σ(・ω・ノ)ノ

…いやもうさすがですね、お腹いっぱいです笑

みどころ:
抜き身のカルト
永劫回帰の勧め
心に逃げ道を許さない脚本
平坦かつ精神磨耗が激しい

あらすじ:
ワシントンのお屋敷で、物心つく頃から住み込みの庭師をしていたチャンス。実は生まれてこのかた半世紀、外出したことがない。食事睡眠、庭仕事、テレビ鑑賞が生活の全て。それ以外のことは知らない。
ところがこの度主人が逝去し、使用人でしかない彼は退去させられる。期せずして初めて外界に触れることになったが、金無し職無し学も無し。大海に出た稚魚のように、瞬く間に幾多の危険に晒される。
浮世離れした彼に対する反応は、大半が不信、嘲笑、拒絶の類い。しかし稀に、手放しで彼を愛する人達がいた。なぜなら彼は…。

はーい、神だからでぇ~す\(^○^)/

しかし庭師とテレビとは巧いですねぇ。庭という制限された空間(人間界)で、茂っては枯れまた芽吹く木々(人々の栄枯盛衰)を見守り、テレビ鑑賞(干渉せずにただ世間をザッピングして見流す=I like to watch.)してるわけです。

『ツァラトゥストラはかくかたりき』をBGMに下界へ降り立った冒頭からラストまで、起伏は少ないのに油断を許さないヒリヒリした空気。たまに挟んでくるコメディ要素が息抜きかと思いきや、鑑賞者の俗っぽい側面を鏡に映すように見せつけてくるという容赦なさ。ずーっと痛いところをチクチク衝かれ続けて消耗する、相当辛口な味わいです。

いまわの際に解脱したベンは死の恐怖を打ち払い、プロビデンスの目全開でライフストリームの一部となり(ここがある意味メインかも…笑)ました。快楽に溺れようとしていたエヴァも善行に注意を向け直し、欲から解放されました。「この世にはたった二種類の人間しか存在しない。チャンス(=神的秩序)を信じる者か否(=理屈や分析や根拠などの人的秩序を信じる者)か。」なわけです。

神は何時も鏡(=水面)であり汝をありのまま映す
→汝が何者であるかは汝のみが決め得る
→汝が見出だしたなら神はそこにいる(=Being there)
→神を完全に信じる汝は神の子
神は歳を取らない
→神の子(の精神)もまた歳を取らない(=永劫回帰)

…という、聖人君子以外は気疲れ必至の、ド直球リーンカーネーションデモンストレーションハードモード(;´Д`)ハァハァ…こんなもの午前十時から見せられた日にゃ、残り12時間使いものになりません笑
Bayou

Bayouの感想・評価

3.4
なんてことないけど、見てよかったと思える映画でした

You must be very ill
You don’t play game with words to protect yourself
えみ

えみの感想・評価

4.3
なんて良い映画なの!

小さな頃から庭師として屋敷に勤めていた主人公・チャンス。ある日、屋敷の主人が亡くなってしまった。読み書きもままならないチャンスが一人で屋敷の世界へ飛び込む。

ある種の皮肉・風刺が含まれていながらも、ちょっと笑えて、とても心が温まるストーリーでした。
純真無垢でいて、邪悪な欲望というものが存在しないというのは、素晴らしいことに思えましたが、多分この世では生きていけない。
もちろん良い人もいると思うけど、利用する人もいる。その判断が出来るかどうかって大切なこと。

印象に残った言葉は、死にかけている外の世界でのご主人様に向かって”Are you going to die now?"と言ったシーン。こんなにも純粋に核心をつけるのか!と思いました。

ラストシーンの水の上を歩くシーンは、色んな解釈が出来るから難しい。
Yukiko

Yukikoの感想・評価

4.2
2018年9月5日
『チャンス』  1979年製作
監督、ハル・アシュビー。
他の監督作品に『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』
『さらば冬のかもめ』『シャンプー』がある。

知的障害があって読み書きができないチャンス(ピーター・
セラーズ)は、住み込みで庭師として働いていた館の主人が
亡くなり、やむなくこの家を出る。
街に出ると、車に接触。
その車に乗っていた女性エヴァ(シャーリー・マクレーン)
から、家で治療をするからと言われ、お屋敷に連れて
行かれる。
エヴァの夫は経済界の重鎮ベンジャミンであり、チャンスの
ことを事業に失敗した実業家だと勘違いをする。


ん? ラストは一体!?……
このお方は・・・・本当はどなた様?
むむむ…(言葉を失う)

ベンジャミンの遺言の言葉「人生とは心の姿なり」

チャンスが出会った人が良かったね。
ベンジャミンの遺言から察するに、チャンスが無欲な故、
このような良い方々ベンジャミンとエヴァに出会ったとも
言えるね。

ピーター・セラーズさんの最後の出演映画。
1980年、54歳で心臓発作で亡くなったと。
この映画ではとてもいい味を出していて、チャンスに
成りきっている。
まる

まるの感想・評価

3.6
一見ほほえましいような、よくよく考えると皮肉たっぷりなような、とても心をくすぐる往年の一作。ピーター・セラーズがあまりにもはまり役。原題が素敵。
2018 8.30 鑑賞
ハル・アシュビーの傑作だ。
ピーター・セラーズのチャンスを取り巻く連中が笑わせてくれます。
強い赤ん坊……。
カルトの実態はこれだと言わんばかり笑
ハル・アシュビーは編集の天才。
『華麗なる賭け』のキスシーンの引用とは妙だと思いきや、あのフィルムはアシュビーが編集していたんだった。
惜しい映画。ピーター・セラーズの佇まいが素晴らしく、皮肉が効いていて、選曲と使い方が憎く、撮影もよい!なのにつまらない!フィルムを全部渡して、「これで面白い作品に編集しなさい」という課題にしたらどうでしょう?エンタメにも芸術作品にもできると思う。中央分離帯を歩く後ろ姿、水面を渡る姿など印象深いシーンが多い。
まりも

まりもの感想・評価

4.2
勘違いと思い込み。

本人は、至ってフツーです。
ただ、TVを観てたいだけ。
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