2時間もの間、五郎さんが美味しそうなものを食べるのをただただ観続けるのは、もはや拷問に近かった笑
おかげで鑑賞後見事に腹が減った。
そして、それを見越した五郎さんのセリフ、なかなかニクい演出。
パリ、長崎、韓国、そして東京。
依頼人の思い出のスープを求める旅はドラマ版とは比べものにならないくらい壮大な物語に仕上がっていて、それでいて作品本来の素朴さや温かい雰囲気が一切損なわれていないのは素晴らしかった。
行く先々で胃袋を掴まれている五郎さんを観て、いつの間にかこっちは心を掴まれているのだから本当にいい作品だなと。
個人的は前回の星野源のオールナイトニッポンとあののオールナイトニッポンのスペシャルウィークを思い出す瞬間があって、ちょっとテンション上がった。