ずしたん

ブルータリストのずしたんのレビュー・感想・評価

ブルータリスト(2024年製作の映画)
4.7
とてつもない厚み、圧倒される215分

そりゃ200分もあったら厚みはあるんだが、それがかなり短く感じられるほど質の高いドラマだった
30年を一緒に経験した疲労感を覚えるような没入感

一人称での見下ろす/見上げる描写はラースローの建築物の象徴でもあり、登場人物の見下ろす/見上げる対象に対する思考を表しているのかな
オープニングが素晴らしくて鳥肌…あの始まり方は完璧では?

ラースローの語るブルータリズムの哲学はすごく重要なことだと思う
入場者特典も世界観を補強してくれる

エイブロ、タバコの吸い方も所作も色気がありすぎます
ずしたん

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