Sayo

ブルータリストのSayoのネタバレレビュー・内容・結末

ブルータリスト(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

自由についてのダイナミックかつドラマティックな物語。これを架空で創り上げたことがまず驚きだし、主演男優賞も、撮影賞も納得の作品だった。

反転した自由の女神が物語の幕開けを告げ、ゲーテの引用が続く。ありきたりなんだけど、それでいい。
舞台はニューヨーク、フィラデルフィア、そしてイタリアへと。アメリカでもイスラエルでも、ハンガリーでももはやない…という迫害された人間の描き方は、ドラマ『シンパサイザー』にも通ずるところがあって、個人的には馴染めた。
215分は、必要な長さだったのではないかな。
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