このレビューはネタバレを含みます
「二トラム」のジャスティン・カーゼル監督による骨太クライム映画。
妻と娘との絆を取り戻そうと田舎町に赴任してきたFBI捜査官が、その町で蠢く白人至上主義の集団による犯罪を追う。
今作はジュード・ロウとニコラス・ホルトという実力派俳優の演技合戦が見どころかなと感じたけど、特に存在感ありまくりのリーダーを演じたニコラス・ホルトがかなり良かったなぁ。
最近観た「陪審員2番」に続いて、なかなか良い役で魅せてくれるな。
どう考えても死亡フラグを立った状態で出てくるタイ・シェリダンも見せ場があって良かった。
ニコラス・ホルト演じるリーダーが教会で仲間を鼓舞するために語るところで、なんかトランプ支持者の本音っぽいなぁなんて思っていたら、最後のテロップで「ターナー日記」が議会襲撃の参考書だった的なのが出て、めちゃくちゃ合点がいったという。