【ゼンブ・オブ・アオハル】155
坂道はまるでわからないので、とりあえず丸腰鑑賞。きっと知ってれば「あの子がこんな役を!」という楽しみがあるんでしょうが、それが全くない状態で見てもかなり楽しかった。丸ごと青春って感じ。
いや今どき女子高生の青春はまるで知らんけど、ステレオタイプな話ゆえに、ここまでの彼女たちのストーリーを知らないおじさんでもそれなりに思いあたるような「修学旅行あるある話」になっていて、気軽に見られる。きっと熊切さん意図的なんでしょうね。脚本に少女団体モノに強い劇団シベリア少女鉄道の土屋亮一が入っていて、それゆえの手練れ感もある。
日向坂の4期11人+αがみんなそこそこ均等に出てきて、均等に活躍して、均等にかわいい。いや均等にかなりかわいい。さすが現役トップアイドルグループ、ハズレなし。
主役っぽい人が、元気なんだけどちょっと空回りみたいな役で、本人も生徒諸君みたいな名前なんだけどあだなが「しょげこ」で、元気あるのかないのかどっちなんかい!って感じ。まあ元気ですしかわいいんですけど。熊切監督のインタビュー見たら「朝ドラヒロイン向き」って言ってて、確かにーと思いました。がんばって正源司陽子さん。