かなみ

男性・女性のかなみのネタバレレビュー・内容・結末

男性・女性(1966年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

リピテーションと小さなずれ、なんの意味があるというのか。何を言ったところでさして退屈は揺り動かない。
騒音がけたたましい。音の使い方が奇抜で秀逸だった。
男性と女性が会話をした所で退屈でしかない。意味ありげに数字を振り分け場面を作ったところで意味なんて捉えられない。
ただ緩慢に過ぎてゆく無意味は、思いのほか男性と女性のかたちを捉えている。交わらない意識と感情はエゴの集大成。
かなみ

かなみ