ぶるーべりー

催眠のぶるーべりーのレビュー・感想・評価

催眠(1999年製作の映画)
4.0
不審な自殺をベテラン刑事と催眠に詳しい稲垣吾郎さんが追う話。
ちょっとオカルト要素の入った催眠術が出てきて今では難しい表現だと思います😅
ネット配信されてないのもそれが原因かな。

落合正幸監督のホラー「感染」がツボだったのですが、今作はホラーと言うよりサスペンス・ミステリー色の強い映画でした。
とはいえちょっと捻った展開やモヤモヤ感、若干のグロ要素など同監督の雰囲気は感じられます。

刑事と心理学の専門家のコンビが不審死を追う、という構図は「CURE」にそっくり。
話も結構似てるけど絵面の印象は結構違う。
「CURE」が男臭く地味なシーンが多めなのに対して、「催眠」は多少演出が凝っていたりビジュアル重視な面がある。
稲垣吾郎さん、菅野美穂さんというキャスティングからも映像の方向性が窺える。

個人的には「CURE」の方が好きだけど、見やすさで言えば「催眠」でしょうか。
どっちも過激な表現があるので他人にオススメしにくいけど😅
ぶるーべりー

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